なぜ離婚準備が大切なのか
離婚は感情的になりやすいものですが、準備不足のまま離婚すると経済的に困窮したり、不利な条件で合意してしまうリスクがあります。離婚を切り出す前にしっかり準備を整えましょう。
お金に関する準備
- 家計の収支を把握する(毎月いくら必要か)
- 自分名義の預貯金残高を確認する
- 配偶者名義の預貯金・資産を把握する
- 不動産の評価額を調べる
- 住宅ローンの残債を確認する
- 生命保険・学資保険の解約返戻金を確認する
- 退職金の見込み額を確認する
- 離婚後の収入源を確保する(就職・資格取得の検討)
- 当面の生活費(3〜6か月分)を確保する
子どもに関する準備
- 親権についての希望を明確にする
- 養育費の相場を調べる(養育費算定表を確認)
- 面会交流のルールを考える
- 子どもの学校・保育園の転校手続きを調べる
- 子どもへの伝え方を考える
住居に関する準備
- 離婚後の住居を探す(賃貸・実家・公営住宅)
- 引っ越し費用の見積もりを取る
- 現在の住居を誰が住み続けるか検討する
- 住宅ローンの名義変更や売却について調べる
証拠の収集
離婚原因が相手にある場合、証拠は離婚を切り出す前に集めておく必要があります。
- 不倫の証拠(写真・メッセージ・領収書)
- DVの証拠(診断書・写真・録音)
- モラハラの証拠(録音・日記・LINEスクリーンショット)
- 財産隠しの証拠(通帳のコピー・給与明細)
書類の準備
- 戸籍謄本を取得する
- 住民票を確認する
- 源泉徴収票・確定申告書のコピー
- 不動産の登記簿謄本
- 離婚協議書のひな形を入手する
相談先の確保
- 弁護士の初回無料相談を予約する
- 法テラスの利用条件を確認する
- 自治体の女性相談窓口を調べる
- 信頼できる相談相手を確保する(友人・家族)
公的支援制度の調査
離婚後に利用できる支援制度を事前に調べておきましょう。
- 児童手当・児童扶養手当
- ひとり親家庭の医療費助成
- 生活保護
- 母子生活支援施設
- 就業支援(ハローワーク・マザーズハローワーク)
離婚を切り出すタイミング
準備が整ったら、以下の点を考慮して離婚を切り出しましょう。
- 感情的にならず冷静に伝えられるとき
- 子どもが不在のとき(最初の話し合いは夫婦だけで)
- 相手のDVリスクがある場合は安全を確保してから
焦らず計画的に進めることが、離婚後の生活を安定させる第一歩です。