慰謝料請求の全体像
慰謝料請求は以下の流れで進みます。
証拠収集 → 内容証明 → 交渉 → 合意(示談書) または 交渉決裂 → 調停 → 裁判
ステップ1:証拠を集める
慰謝料請求の成否は証拠の質にかかっています。
不倫の場合
- ラブホテルの出入り写真
- LINEやメールのスクリーンショット
- 探偵による調査報告書
モラハラ・DVの場合
- 録音データ
- 日記や記録
- 医師の診断書
ステップ2:内容証明郵便を送る
内容証明郵便とは、「いつ、どんな内容の手紙を送ったか」を郵便局が証明してくれる手紙です。
記載すべき内容
- 不法行為の内容
- 請求する慰謝料の金額
- 支払期限
- 回答期限
効果
- 相手にプレッシャーを与える
- 時効の完成を一時的に停止できる
- 裁判の証拠になる
ステップ3:交渉
相手から回答があれば、金額や条件の交渉に入ります。
交渉が成立した場合
示談書を作成し、できれば公正証書にする。
交渉が決裂した場合
調停または裁判に進みます。
ステップ4:調停・裁判
調停
裁判所で調停委員を挟んで話し合い。合意が成立すれば調停調書が作成されます。
裁判
調停が不成立の場合、訴訟を提起。判決まで半年〜1年以上かかることも。
慰謝料請求の時効
- 不倫を知った時から3年
- 不倫があった時から20年
時効が近い場合は早めに行動しましょう。
弁護士に依頼するメリット
- 適切な金額の算定
- 交渉のプロが対応
- 精神的な負担の軽減
費用が心配な場合は、法テラスの立替制度を利用できます。