不倫の慰謝料相場
配偶者が不貞行為(浮気・不倫)をした場合の慰謝料相場は100万〜300万円です。ただし、以下の要因で金額は大きく変動します。
増額される要因
- 不倫期間が長い(半年以上)
- 不倫相手との間に子どもがいる
- 婚姻期間が長い(10年以上)
- 不倫を認めない・反省しない態度
- 不倫が原因で精神疾患を発症した
減額される要因
- 不倫期間が短い(1回限り等)
- すでに夫婦関係が破綻していた
- 婚姻期間が短い
- 不倫した側が深く反省している
有効な証拠の種類
不倫の慰謝料請求には肉体関係を推認できる証拠が必要です。
| 証拠の種類 | 有効度 | 備考 |
|---|---|---|
| ラブホテルに2人で出入りする写真・動画 | ★★★ | 最も有力 |
| 性的な内容のLINE・メッセージ | ★★★ | スクリーンショットを保存 |
| ホテルの領収書・クレジットカード明細 | ★★☆ | 単独では弱い場合も |
| 探偵の調査報告書 | ★★★ | 費用はかかるが確実 |
| GPS記録(不審な行動パターン) | ★★☆ | 補助的な証拠として |
| 本人の自白(録音) | ★★★ | 後から覆されないよう録音する |
注意: 「2人で食事した」「仲良さそうなLINE」だけでは肉体関係の証拠として不十分です。
不倫相手への慰謝料請求
配偶者だけでなく、不倫相手にも慰謝料を請求できます。ただし、不倫相手が「既婚者だと知らなかった」場合は請求が認められないことがあります。
請求先の選択肢
- 配偶者のみに請求
- 不倫相手のみに請求
- 両方に請求(ただし二重取りはできない)
慰謝料請求の手順
- 証拠を確保する — まず十分な証拠を集める(相手に気づかれないよう慎重に)
- 弁護士に相談する — 証拠の評価と請求額の見通しを確認
- 内容証明を送付 — 不倫相手または配偶者に慰謝料を請求
- 交渉 — 相手の反応を見て金額を交渉
- 合意 or 訴訟 — 合意なら示談書を作成、不合意なら訴訟を検討