モラハラ離婚は「普通の離婚」と違う

モラハラ加害者は、離婚を切り出されるとさらにコントロールを強めることがあります。そのため、準備を整えてから行動することが非常に重要です。

離婚前に準備すべき5つのこと

1. 証拠の収集

モラハラの証拠は慰謝料請求や調停で重要な武器になります。

  • 暴言の録音(スマホの録音アプリが便利)
  • LINEやメールのスクリーンショット
  • 日記(日付、場所、内容を詳細に)
  • 通院記録(心療内科の診断書)
  • 第三者の証言

2. 経済的な準備

  • 自分名義の口座にまとまったお金を準備
  • パートなど収入源の確保
  • 離婚後に使える支援制度の調査

3. 住居の確保

  • 実家に帰れるか確認
  • 公営住宅の申請(DV被害者は優先入居の場合あり)
  • シェルターの場所を確認

4. 子どもの環境整備

  • 転校が必要な場合の手続き確認
  • 保育園・幼稚園の空き状況
  • 子どもの心のケア体制

5. 法的なサポートの確保

  • 弁護士への相談(法テラスの無料相談も活用)
  • 保護命令の申請が必要か検討
  • 離婚調停の流れを把握

切り出すタイミング

やってはいけないこと

  • 感情的に「離婚する!」と伝える
  • 準備なしで家を出る
  • 子どもの前で離婚の話をする

安全な進め方

  1. まず弁護士に相談し、方針を決める
  2. 必要な書類・証拠を揃える
  3. 避難先を確保する
  4. 弁護士から相手に通知する(直接の対話を避ける)

保護命令について

身体的暴力またはその脅迫がある場合、裁判所に「保護命令」を申し立てることができます。

  • 接近禁止命令:6ヶ月間、被害者への接近を禁止
  • 退去命令:2ヶ月間、住居からの退去を命じる
  • 子どもへの接近禁止:子どもへの接近も禁止可能

まとめ

モラハラ離婚は準備が9割です。焦らず、確実に、安全を最優先に進めてください。

あなたが安全に新しい人生を始められることを応援しています。