「お小遣い」すらもらえない生活

生活費を十分にもらえない。自分で働いたお金も管理される。レシートの提出を求められる——。

これらは「節約家」ではなく「経済的DV」です。

経済的DVのチェックリスト

以下に3つ以上当てはまる場合、経済的DVの可能性があります。

  • 生活費が極端に少ない
  • 自由に使えるお金がない
  • 買い物のレシートをチェックされる
  • 自分名義の通帳を持たせてもらえない
  • 働くことを禁止される
  • 家計の全体像を教えてもらえない
  • お金を使うと文句を言われる
  • 子どもの費用も出し渋る

なぜ経済的DVが見過ごされるのか

理由1:「節約」との区別が難しい

家計を管理すること自体は悪いことではありません。問題は、一方的に支配し、相手の自由を奪っているかどうかです。

理由2:暴力がないから気づきにくい

殴られていないので「DV」とは思えない。しかし、お金による支配は精神的な暴力です。

理由3:本人が「仕方ない」と思い込んでいる

「稼いでいるのは夫だから」と自分を納得させてしまうケースが多いです。

経済的DVへの対処法

ステップ1:証拠を集める

  • もらっている生活費の金額を記録
  • 夫の収入が分かる書類を確認
  • LINEやメールで「お金がない」とやり取りした記録を保存

ステップ2:自分名義の口座を作る

内緒で少額ずつ貯めておく。いざというときの「逃げ資金」になります。

ステップ3:相談窓口に連絡

  • DV相談ナビ:0120-279-889
  • 法テラス:0570-078374(無料法律相談)
  • 自治体の女性相談窓口

ステップ4:働く準備を始める

経済的自立は最大の武器です。パートからでも、在宅ワークからでも、少しずつ始めましょう。

「我慢は子どものため」は本当?

経済的に支配された環境で育つ子どもは、お金に対する不安を強く抱えるようになります。

あなたが経済的に自立することは、子どもの安心にもつながります。