離婚前に知っておくべき「お金の現実」
離婚を考えるとき、最も大きな不安は「お金」です。実際にいくら必要で、いくら入ってくるのかをシミュレーションしておくことで、不安が「計画」に変わります。
母子家庭の月間生活費(目安)
子ども1人の場合
| 項目 | 月額 |
|---|---|
| 家賃 | 50,000〜70,000円 |
| 食費 | 30,000〜40,000円 |
| 光熱費 | 10,000〜15,000円 |
| 通信費 | 5,000〜8,000円 |
| 保育料・学童費 | 0〜30,000円 |
| 医療費 | 0〜5,000円 |
| 衣服・日用品 | 10,000〜15,000円 |
| 交際費・娯楽 | 5,000〜10,000円 |
| 保険料 | 5,000〜10,000円 |
| 予備費 | 10,000円 |
| 合計 | 125,000〜203,000円 |
子ども2人の場合
上記に加え、食費+1万円、保育料+1〜3万円、衣服費+5千円程度が必要。月額15〜20万円が最低ラインです。
収入の見込み
1. 就労収入
パートの場合:月8〜12万円 フルタイムの場合:月15〜25万円
2. 養育費
子ども1人の場合:月2〜6万円が相場(夫の年収による)
3. 児童扶養手当
全部支給の場合:月約45,500円
4. 児童手当
年齢に応じて月10,000〜15,000円
シミュレーション例
子ども1人(3歳)、パート月10万円の場合
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| パート収入 | 100,000円 |
| 養育費 | 40,000円 |
| 児童扶養手当 | 45,500円 |
| 児童手当 | 15,000円 |
| 収入合計 | 200,500円 |
| 生活費 | 160,000円 |
| 差額 | +40,500円 |
このケースではギリギリ黒字ですが、余裕はありません。
離婚前にできる準備
- 自分の収入を増やす(資格取得、パートの時間増)
- 当面の生活費を貯める(最低3ヶ月分)
- 使える制度を調べる(住宅手当、医療費助成など)
- 養育費の金額を確認する(養育費算定表を参照)
まとめ
シミュレーションで「なんとかなりそう」と分かれば、離婚の決断に自信が持てます。「足りない」と分かれば、今から準備を始められます。
数字を知ることは、自分を守ることです。