異変に気づいたのは産後2か月
赤ちゃんが泣いても何も感じない。食欲がない。眠れない。**「この子を愛せていないのかもしれない」**という恐怖に支配されていました。
「母親なんだから頑張れ」の呪い
「産後は大変なもの」「みんな乗り越えてるんだから」——周囲の言葉が重荷に。助けてと言うことは、母親失格だと思い込んでいました。
受診のきっかけ
夫が「最近、目が死んでるよ」と言った一言。自分では気づいていなかった変化を指摘されて、初めて「おかしいかもしれない」と思えました。
産婦人科の先生に正直に話すと、**「産後うつの可能性がありますね。早めに来てくれてよかった」**と言われました。
治療の内容
薬物療法
抗うつ薬を処方されました。母乳への影響が心配でしたが、医師と相談して安全な薬を選択。
カウンセリング
2週間に1回のカウンセリング。「あなたは十分頑張っている」と言われて、初めて泣きました。
生活の調整
夫に育休を取ってもらい、1日数時間のひとりの時間を確保。実家のサポートも受けました。
回復まで
完全に回復するまで約6か月。「急がなくていいよ」と自分に言い聞かせる日々でした。
少しずつ赤ちゃんの笑顔が愛おしく感じるようになり、「ああ、戻ってきた」と思えた瞬間を覚えています。
伝えたいこと
産後うつは気合いや根性で治るものではありません。 病気です。
少しでも「おかしい」と感じたら、すぐに医療機関を受診してください。早期の治療が、早期の回復につながります。