はじめに
結婚6年目、子ども2人(4歳と1歳)のときに離婚しました。理由は「ワンオペ育児の限界」。華やかな離婚理由ではないかもしれませんが、私にとっては命がけの選択でした。
ワンオペ育児の日常
夫は仕事が忙しいことを理由に、育児にほとんど関わりませんでした。
典型的な1日
- 6:00 起床、子どもの朝食準備
- 7:30 上の子を保育園に送る(下の子も連れて)
- 8:00 自宅で下の子と過ごす
- 12:00 昼食(自分はパンを片手に)
- 16:00 上の子のお迎え
- 17:00 夕食準備(下の子は泣き、上の子は「見て見て」攻撃)
- 19:00 お風呂(2人を1人で入れる)
- 20:00 寝かしつけ(1時間以上かかることも)
- 21:30 夫帰宅。ソファでスマホ
- 22:00 夫の夕食準備、片付け
夫に手伝いを頼むと「疲れてるから」。休日は「たまの休みくらいゆっくりさせて」。
「手伝う」という言葉への怒り
ある日、夫が珍しく「何か手伝おうか?」と言いました。その瞬間、怒りが込み上げました。
「手伝う」ではない。あなたの子どもだ。
この感覚が、夫との溝を決定的にしたのだと思います。
限界を超えた瞬間
下の子が発熱した日のことです。上の子も体調を崩し、自分も38度の熱。夫に「今日は早く帰ってきて」と電話したら、「急に言われても困る。解熱剤飲んで頑張って」と言われました。
その夜、熱にうなされながら2人の子どもの看病をしていて、**「もし自分が倒れたら、この子たちはどうなるんだろう」**と恐怖を感じました。
離婚の決意
離婚を切り出したとき、夫は驚いていました。「そんなに大変だと思わなかった」と。
何度も訴えてきたことを「大変だと思わなかった」という夫に、もう何も期待できないと確信しました。
離婚の条件交渉
夫は離婚に同意しましたが、条件面で揉めました。
- 養育費:最初は「月2万円」と言われ、算定表を見せて交渉 → 月5万円で合意
- 財産分与:預貯金を折半
- 親権:話し合いで母親に決定
- 面会交流:月1回
シングルマザーになって
大変なこと
正直に言えば、育児の大変さは変わりません。むしろ経済的には苦しくなりました。
- パートから正社員への転職に苦労した
- 子どもの病気のときの対応(実家の母に頼ることが増えた)
- 「パパに会いたい」と言われるときの胸の痛み
でも、変わったこと
「自分は一人でやっている」という絶望感がなくなりました。
ワンオペ育児のとき、一番辛かったのは「隣にいるのに手伝わない人がいる」ということ。一人でやっているのに、相手は「自分も大変」と主張する。その理不尽さから解放されたことが、一番大きな変化です。
同じ悩みを持つ方へ
「育児に参加しない」だけでは離婚理由にならないのでは、と悩む方もいるかもしれません。でも、あなたの心と体の限界は正当な理由です。
- まずは自治体の子育て支援窓口に相談してみてください
- ファミリーサポートなど外部のサポートを頼ってください
- 「離婚しなくても改善できるか」を冷静に考えてみてください
あなたが笑っていることが、子どもにとっての一番の幸せです。