はじめに
離婚で一番悩んだのは、子どもへの影響です。7歳の娘と5歳の息子に「パパとママは離婚する」とどう伝えるか。何を聞かれるか。傷つけないか。この記事では、私が子どもと向き合った経験を共有します。
子どもに伝えるタイミング
離婚が正式に決まってから伝えました。「離婚するかもしれない」という段階では伝えていません。子どもに不安な期間を長く過ごさせたくなかったからです。
伝えたタイミング
- 離婚届を出す2週間前
- 週末の穏やかな午後
- 自宅のリビングで
- 元夫と2人で一緒に
伝えた内容
事前に元夫と話し合い、伝える内容を統一しました。
伝えたこと
- 「パパとママは別々のおうちに住むことにしたよ」
- 「あなたたちはママと一緒に暮らすよ」
- 「パパにはいつでも会えるよ」
- 「パパもママもあなたたちのことが大好きだよ、それは絶対に変わらないよ」
- 「あなたたちのせいじゃないよ」
伝えなかったこと
- 離婚の具体的な理由(大人の事情は話さない)
- お金の問題
- 相手の悪口
子どもの反応
7歳の娘
最初は黙っていました。しばらくして「パパのおうちにも行ける?」と聞いてきました。「もちろん、いつでも行けるよ」と答えると、少し安心した表情になりました。
その夜、布団の中で「なんで別々になるの?」と泣きながら聞いてきました。「パパとママは一緒にいるとケンカが多くなっちゃうから、別々の方がみんな笑顔でいられるんだよ」と伝えました。
5歳の息子
「パパはどこに住むの?」「ぼくのおもちゃはどうなるの?」と具体的な質問ばかり。まだ「離婚」の意味を完全には理解していなかったようです。
離婚後の子どもの変化
最初の1か月
- 娘が夜泣きをするようになった
- 息子が保育園で友達を叩くことが増えた
- 2人とも「パパに会いたい」と頻繁に言った
- 娘が「ママも出て行っちゃうの?」と聞いてきた
3か月後
- 定期的な面会交流(月2回)が始まり、少し落ち着いた
- 新しい生活のリズムに慣れてきた
- 息子の暴力的な行動が減った
半年後
- 2人とも新しい環境に適応
- 娘が「パパの家に行くの楽しみ」と言うようになった
- 「ママが笑ってるから嬉しい」と娘に言われた(この言葉に救われた)
子どもの心のケアでやったこと
1. 感情を否定しない
「パパに会いたい」「寂しい」という気持ちを否定せず、「そうだよね、寂しいよね」と受け止めることを徹底しました。
2. 日常を安定させる
引っ越しや転校はできるだけ避け、生活リズムを大きく変えないようにしました。
3. 元夫の悪口を言わない
子どもの前では元夫の悪口を一切言いませんでした。子どもにとって両親はどちらも大切な存在です。
4. スクールカウンセラーに相談
娘の学校のスクールカウンセラーに状況を伝え、学校での様子を見守ってもらうようお願いしました。
5. 「特別な時間」を作る
毎週日曜の夜は「ママと映画タイム」として、3人でお菓子を食べながら映画を見る時間を作りました。子どもが「安心できる時間」を意識的に設けることが大切だと感じました。
離婚から2年。今の子どもたち
2人とも元気に学校(保育園)に通い、友達もたくさんいます。パパとの面会交流も楽しんでいます。
完璧にやれたとは思いませんが、子どもの気持ちに寄り添い続けたことは間違っていなかったと信じています。
子どもへの伝え方で悩んでいる方へ
正解はありませんが、私が大切だと思ったのは以下の3点です。
- 「あなたのせいじゃない」と必ず伝える
- 両親一緒に伝える(可能であれば)
- 子どもの質問に誠実に答える(年齢に応じた言葉で)