週末だけ「イクメン」の夫

平日は仕事を理由に育児をほぼ放棄。でも週末になると子どもと公園に行き、SNSに写真をアップ。周囲からは「いいパパね」と言われるのに、妻だけがモヤモヤする——。

そのモヤモヤは正当な感情です。

なぜモヤモヤするのか

「いいとこ取り」をされている感覚

平日の地味で大変な部分(朝の準備、お迎え、宿題、寝かしつけ)はすべて妻。楽しい部分だけ夫が担当し、「育児してる感」を出されることへの不公平感です。

努力が見えない

妻の日々の積み重ねは「当たり前」扱い。夫がたまにやると「すごい」と褒められる。この非対称性がストレスの根源です。

「手伝っている」という認識

週末に子どもの面倒を見ることを「手伝い」と認識している夫は多く、自分は十分やっていると本気で思っていることがあります。

対処法

1. 平日の「見えない育児」を見える化する

1週間の育児タスクを書き出し、平日と週末で分けて集計します。数字で見せることで客観的に偏りが伝わります。

2. 週末の「楽しい育児」だけでなく「地味な育児」も担当してもらう

公園に行くなら、持ち物の準備・着替え・おやつの用意もセットで。楽しい部分だけでなく、前後の準備と片付けも含めて担当してもらいましょう。

3. 平日に1つだけ担当を決める

いきなりすべてを分担するのは非現実的。「毎朝の保育園送り」「お風呂」など、1つだけ平日の担当を決めてもらいます。

4. 「ありがとう」の前に「いつもありがとう」

夫に対して「週末ありがとう」と言う前に、夫から妻に「平日いつもありがとう」が先であるべき。その順序を伝えることも大切です。

根本的な解決には

週末パパ問題は、育児の当事者意識の欠如が根本原因。話し合いで改善しない場合は、夫婦カウンセリングの利用も検討してみてください。