産後のセックスレスは「異常」ではない
出産後、夫婦の性生活が変化するのはごく自然なことです。日本性科学会の調査では、産後1年以内にセックスレスになる夫婦は約半数とも言われています。
しかし、この問題を放置すると、互いの不満や孤独感が積み重なり、夫婦関係全体に影響を及ぼす可能性があります。
産後セックスレスの主な原因
妻側の要因
- 身体的な回復:出産のダメージ、ホルモンバランスの変化
- 育児の疲労:夜中の授乳で常に寝不足
- 触れられたくない感覚:日中ずっと子どもに触れられ、「もう誰にも触られたくない」状態
- 自己イメージの変化:体型の変化による自信の低下
夫側の要因
- 妻を「母親」として見るようになる
- 拒否されることへの恐怖
- どう接していいか分からない
二人で向き合うためのステップ
ステップ1:まずは話し合う
「したい・したくない」ではなく、お互いが今どう感じているかを率直に話します。責めるのではなく、聞く姿勢が大切です。
ステップ2:スキンシップから始める
性行為ではなく、手をつなぐ、ハグする、マッサージし合うなど、触れ合いのハードルを下げましょう。
ステップ3:タイミングを工夫する
夜は疲れているなら、子どもが昼寝しているときなど、柔軟にタイミングを考えます。
ステップ4:完璧を求めない
「以前と同じように」を目指す必要はありません。今の二人に合った形を見つけていきましょう。
相談できる場所
一人で悩む必要はありません。
- 産婦人科:体の問題がある場合
- 夫婦カウンセラー:心理的な問題がある場合
- 自治体の女性相談窓口:総合的な相談
セックスレスは「どちらが悪い」という問題ではありません。 二人で向き合うことが、関係を再構築する一歩です。